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2020年4月16日。
UR 或いは Adoor を名乗った20年来の友人は、唐突にこの世を去った。
4月頭まで diablo3 を一緒にプレイし、「teraria の Journey'End も出るのだから、masterでやらなくちゃならんね」なんて会話した、僅か四日後の訃報だった。
検死結果は出血性の脳卒中。詳しくは聞いていないが、デスクに突っ伏した状態で発見されたそうだ。
「もう少しゲームに時間を割けてたら」だとか「何時もみたいにダベってたら助けられたのかも」だとか。思うところを口にしてはみたが、話を聞いた友人達は皆否定してくれた。それで「ああ、人間は、こうもあっさりと居なくなってしまうものなのだな」と冷静に成れもした。
通夜に出向き、葬儀にも出席した。ご家族には「PCを切る前に、彼を知る人達のためにtwitterで告知をしてくれ」と依頼をした。今はまだdiscordにloginしたままだが、そのうちオフラインになるだろう。
付き合いが長いというのは難儀なもので、傷心ながら「何か印象に残ったエピソードでも書いて残してやろう」という気分になった。互いの趣味が近しかったのもあって、顔を見合わせた以上の時間をネット上で共有してきたのだから、それが義理だろう。悲しくはあるが、それ以上に楽しかった日々を記そう。長々続けても浮かばれないだろうから、命日から100日迄には終えようと思う。
はいそこ、ワニとか言わない。